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Installation view at Banca Akros, Milan, 2011
無題
1993/2011
クリスタルガラス、水晶、翡翠、碧玉、玄武岩、葉
各 直径 4.5, 7, 3, 5, 4.5cm
Installation view at Banca Akros, Milan, 2011
Photography by Tartaruga
Courtesy Banca Akros, Milan and Galleria Maria Grazia Del Prete, Rome
若葉の上に載ったクリスタルガラス、水晶、翡翠、碧玉、玄武岩の玉が床に置かれている。展示期間中の1ヶ月の間に葉は湿度や温度などの環境の変化によってボールを徐々に包み込んでいく。彫刻は,事物と事物がふれあうための装置となり,その接触がもたらす物理的効果によって形を変えていった。廣瀬は,異なるものの出会いによって引き起こされる効果を事物の既成構造が破られる臨界点と捉えている。